さようなら、ひまわり

5月9日ひまわりがいなくなりました

フェンスの扉を少し開けたまま
庭仕事の後片付けをしていて
逃げ出したことに気付きませんでした

気付いて捜しに出たものの見つからず
次の日も次の日も捜索を続けていました

13日の朝、コンビニの張り紙を見た方から
10日に踏切付近で轢かれて亡くなってるビーグルを見た
と言う情報がよせられました

市役所、県庁、保健所、警察、JRなど思いつく限りのところに
確認をしましたがどこにもその情報は入っていない
とのことでした
誤情報なら良いのにと思いながらも
それ以外の目撃情報も入らず八方塞がりの状態が続きました

しかし、15日の夕方市役所から
『やはり、亡くなられていてJRが埋めてしまったそうです』
と連絡がありました
JRにも確認したことを伝えると
『市からかなり圧力をかけてやっと教えてくれたので
おそらく個人には教えない方針だと思います』
と、信じられない返答が返ってきました

この後市役所の方に遺体を引き取りたいと
無理を言いました
本来なら市の職員さんがそこまでしてくれる義理はないのですが
その方は『わかりました、すぐ連絡してみます』
と嫌な役を引き受けてくれました

その職員さんの粘り強い交渉で
今日(17日)の朝、掘り返して連れて帰ってきました

1週間経っているので腐敗も進んでいましたが
火葬する前に一度家に帰り
毎日ひまわりを呼んで啼いているハロンに対面させました

その後火葬してもらい
ひまわりはやっと家に帰ってきました

だからと言ってひまわりは戻ってこないですし
命を奪ってしまったことにかわりはありません
時間が戻せたらと何度も思いました

ごめんね、ひまわり

許されるわけじゃないけど
ただただ謝りたい
たくさんの幸せを運んでくれたのにね




　　　　

　　

　　　　

連絡があった15日は奇しくもフロスティの命日
寂しくてひまわりを呼んだのかもしれない
フロちゃん、ひまちゃんをよろしくね

いっぱいいっぱいありがとう、ひまちゃん
また一緒に遊ぼうね

　　　　　　　　　

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